私とSnow Man

私がSnow Manのファンになって早3ヶ月、一向に冷める気配は無く応援している常日頃。1年前の私からしたら到底考えることのなかった未来だと思う、それもその筈、私は1年前、5年間熱烈に応援してきた推しとお別れをした際に金輪際この界隈には戻らないと決めたのだから。

きっかけはSixTONES担の友達の影響からだった、当初の私はやっと一途に熱中出来ると他界隈で推し事をしてるときに彼らが現れた。元々SixTONESジェシ樹髙地森本は知っていて「あー懐かしい」ぐらいにしか考えてなく、YouTubeよりniconico、JPOPよりボカロ、ドームアリーナよりZepp、FCもなく無料で会員登録が出来る上にライブにも応募出来る、チケ代もグッズ代も安い、低コスパで推し事が出来る他界隈最高!と感激する私がSixTONES担の友達が邪念し嫌悪する「Snow Man」という存在がそんなに悪いのか、と調べ始めたのが全ての始まりだった。

物心がつく頃には既に親とその妹の影響でSMAPのコンサートに例年足を運んでいてジャニーズという存在はすぐ身近にあったせいか嵐やそれこそデビューしたてのKis-My-Ft2を好きになるのも早かった。でも当時は小学校低学年、生粋の茶の間。でもその割にはまだデビューしたグループがA.B.C-Zまでだった頃のメンバーとJr.の数名は覚えていた。

そんな中長年の幼馴染の影響でHey! Say! JUMPに手を出した。夏に毎年やる大きな音楽番組で何気なく見ていたHey! Say! JUMPの「#chau」に出てきた知念侑李に一瞬にして心を奪われた、所詮一目惚れというやつ。それまで茶の間DDだった私がその日から知念侑李がとてつもなく輝いて見えた。それにより同時期2015年のJUMPingCarnivalのツアーは既に終わっており丁度年末にドームツアーをやるという情報を手に入れた私は親にFCに入ることを頼み込んだ。勿論最初は拒否された、私のお金じゃないしその時は東京ドームだけ、遠いし行けないと言われ大号泣した。2.3日くらい引き摺り家では気がつくと涙を零す程になり見かねた親が渋々FCに入ってくれた。

それからはずぶずぶとJUMPとジャニーズの沼に嵌っていった、また同時にボカロと歌い手の天月さんやネットの沼にも嵌っていった。最初は知念侑李くんが好きだったもののそれは"可愛い"という外見と売りが惹かれた理由なだけであって蓋を開けたら「やぶひか」というとてつもなく深いシンメに出会った、それから知念侑李担のやぶひか厨を経て最終的に知念侑李くんは捨て、副担だった薮宏太くんも違うと判断し残った八乙女光を担当として推すことになった、これが4年程続いた。余談だが八乙女光くんはとてつもなく良いアイドルだった、本当に完璧だった。でも化けの皮が剥がれるのと劣化していくのは時間の問題だった、10周年、3年前の2017年最年長の薮宏太くんが「10周年目だからと気を張らず次の11年目からが本当の勝負だ」と雑誌でもツアーのパンフレットでも発言していたのを今でも覚えている。その発言に反比例するかのようにJUMPは"アイドル"としても"人間"としても個々で落ちていった、度重なる熱愛報道にリークされる過去の過ち、相手側の酷い匂わせ、1人は海外に留学に行ったもののその先で報道になる、段々とズレていく売りだった筈の揃わないダンス、後輩が先輩を1つの"笑い"として貶す人を貶める笑いの取り方、明らかに態度の違う公演、終いには本人達からの匂わせと大好きな推しが公共の電波で"笑いもの"として扱われる立場になってしまったこと、最年長の決意は何だったのか、そう問いたくなるほどボロが出てきて見るに耐えられなくなった私はいつしかメンバー9人のうち5人が見るだけでも生理的に受け付けなくなり、3人は諦め、自担の八乙女光くん単体で応援することに辿り着いた。でもそれも苦しくなり長年の応援の末、1年前自担ではなく"グループ"のせいで担降りを決意した。

それだけ長い間"ジャニヲタ"としてやってきたため一時期興味本位で調べた一件で佐久間大介を微かに知っていたもののその他メンバーは一切知らず、唯一知っていたのはジャニーズWESTのファンをしていた頃に齧っていた向井康二だけだった。Hey! Say! JUMPはツアー中もバックにJr.を連れるということをしないグループなため余計その時の私はJr.に相当疎かった。だからこそ調べたときの一声は「あ、佐久間だ(笑)、康二もいる」という感じで完全にSnow ManよりSixTONESの方が知識も印象も上だった。

そんな明らかに差のある中適当にうろ覚えした「阿部亮平」というメンバーの文字をYouTubeで調べ、阿部亮平集とあべさく集を見たのが私がSnow Manのファンになる大きな原因だった。最初の印象はとにかく「あざとい」、こんな計算しずにあざとく出来るアイドルがいたのか!と拍子抜けすると同時に心を一瞬で鷲掴みにされた。いつしかの"見た目"の可愛さの知念侑李ではなく"中身"の可愛さの阿部亮平の虜になった、それからはずっとYouTube三昧、あれだけniconico派だった私が1日中YouTubeを開いて常に動画を見ていた。登下校中の電車の中ですらギガを気にすることなくYouTubeを見て名前を覚えた。彼らの歴史も殆どYouTubeで残りはTwitterで学んだ、気がつけば足の指先程度、もっと言うと上から見学していただけの沼に全身浸かっており抜け出せなくなってしまっていた。これが私とSnow Manの出会いの全てだ。

そしてここからが本題。

物心着いた時からジャニーズが身近にあり今では"ヲタク"をしていないと生きていけない生粋のヲタクの私が今Snow Manに求めること、そして思うこと。 また阿部亮平担でありながら他メンコンビのいわふかを推す理由。 常に進化し続ける世の中だからこそ私なりに考えて決して他人に伝えることの出来ない想いを綴ろうと思う。

まず私が推す前に大前提として"プロ意識"というのを大切にしている。プロ意識は多くの人前に立ち、誰かしらに夢や希望を与える存在の人には欠かせないことだと考える、だから私はプロ意識のない人が正直嫌いで人前に立つ資格はないと思っている。だから私はJr.としての経験がどのグループよりも長く険しい下積み時代を送ってきたSnow Manには元自担グループみたいにはなってほしくない。途中で怠け、アイドルとしての根本を忘れてはほしくない、アイドルは推し事を終える最後までキラキラ輝く決して手の届くことのないアイドルでいてほしい。また彼らには決して手を抜くこと、人を卑下する笑いを取らないこと、その2点を求めている。アイドルは人を魅力する力を持っていてどれだけ裏で悲惨なことがあったとしても笑顔でステージに立たなくてはいけない、だからこそいかにバラエティ番組やドラマ、お芝居を初めとするライブや雑誌、踊りやMCで一切手を抜かないでほしい。また今の彼らの状態では安心だけれど今後も一切人を卑下する笑いを取らないで欲しい、内輪ネタは勿論のこと人を卑下して笑いを取ろうとすることは客観的に見てとても醜い。元々6人時代から卑下する笑いはしていなかったため9人になってもそのようなことはないけれど今後変わるかもしれない、でもこのまま変なことはこれ以上学ばずにSnow ManSnow Manらしく我が道を貫いていってほしい。 そしてこれからの話は暗い話だけれど決して今も思っていることではないということ、メンバーには一切嫌悪感は抱いてないということを踏まえてほしい。私はデビュー後9人時代からのド新規、もちろん6人時代のことや9人に出会うまでの経緯や情報は知っている。だから正直私には現在起きている派閥全てに当て嵌る権利はないと自負している、9人が好きだしSnow Manが好きなのは変わりない。色んな感情が飛び交って行き場のない怒りが含まれているけれど誰も悪くないということ、それは自分が1番理解している。所詮過去の戯言に過ぎないから。 私の自担、阿部亮平くんは前記にもあった通り奇跡の出会いをしたわけだけれど本当に完璧なアイドルだった。 それまで八乙女光くんが銀河1だと考えていたのが180゚阿部くんによって変えられた。阿部くんは現在のオリメンこと深澤、岩本、渡辺、宮舘、佐久間の中で1番真面目である意味タイプが違う。当時Snow ManがJr.の中で断トツ歴も歳も長いからJr.自体を率いっていたとき腰や首、腕にジャラジャラとアクセサリーをつけ、金に近い茶髪、サングラスとつけていたのもあって色んなところから恐れられていたけれど阿部くんだけ違った。阿部くんの特技は勉強、自分の居場所を確立するために自らジャニーズを休業してまで偏差値の高い大学に進学した。その後無事卒業と同時に各学科成績上位者3名にしか贈られない賞も受賞し、合格率4%の気象予報士の資格に4度目で合格、世界遺産検定2級も持っている程頭脳を持っている阿部くん。それだけ将来有名企業に就ける武器を揃えているのにも関わらず阿部くんは「ジャニーズが天職」と堂々と発言してくれたのだ。私はそれを知って阿部亮平くんこそが銀河1のプロ意識を持っている完璧なアイドルだと感じた。人一倍真面目で努力家な阿部くんは他のメンバーよりカメラ割や歌割りが少なかった、それは6人時代から引き続き9人になった今も継続されている上に徐々に少なくなっていく一方でパートがあると思えばオリメンのハモリ、立ち位置は常に1番端の後ろ。悔しかった、彼の努力を知っているからこそ悔しくて堪らなかった。どうしてこんなにも魅力的な阿部くんがそんな仕打ちを受けなきゃいけないのか、そう思う程に歌割りや立ち位置、カメラ割が多いメンバーに嫌悪感を抱くようになった。特に加入組とよくハモりになる渡辺翔太には嫌な気持ちになった、阿部くんを減らしてまで増やす理由がわからなかった。でもそれはただの阿部くんの気持ちを考えていない自分の一方的な身勝手な感情でしかなかった。阿部くんはSnow Manが大好きでメンバーでいることに誇りを持っている、オリメンは勿論加入組も大切にしている。特に阿部くんは6人時代のとき末っ子で特に5人から可愛がられる存在だったからか今は3人の弟が出来てより一層頼もしくなった。私は阿部くんが大好きなメンバーを嫌う理由はひとつも無いし、嫌う資格もない。それが頭に浮かんだ瞬間他メンを嫌悪することをやめた。彼らの魅力は十分わかっている、いつか阿部くんが堂々と胸を張って輝ける日を待てばいい。阿部くんの魅力はメンバー、共にファンがよく理解している。阿部くんは1人でも頑張っている、私はその努力を噛み締めて私なりに応援しよう。そう覚悟を決めた。 そしていわふかコンビについて。普通だったら自担がいて、グループの中で好きなコンビは自担を含むもの。自担を含まないコンビを推すことはそのコンビを応援しているファンの地雷を踏み抜いてしまう危険性のあるぐらい危ない道。でもそれを知った上で私がいわふかを推すのはそれ以上にいわふかがとても尊いからだった。 いわふかこと岩本照はSnow Manのリーダーで体脂肪率4%の筋肉マンで切れ長の目にバチバチのピアス、誰がどう見ても強面なのに好きな食べ物はタピオカとチョコレート(ちなみにストロベリーは果実感が凄いからチョコレートとは認めていない)で趣味は滝沢歌舞伎で誕生日を迎えた際に滝沢秀明から誕生日プレゼントとして貰ったシルバニアファミリーに何か意味があると感じてそこからハマったシルバニアファミリー、笑うとふにゃり、文字のまま目が無くなるくらい可愛い笑い方と中身はまるでただの幼女。それに反して深澤辰哉はSnow Manの最年長でJr.歴最長の15年で今まで入っていたグループは全て解体されてきた苦労人、目立ちたくないと言うのにも関わらず気がつけば手にしているのは穴あきジーンズにシルバーゴールドのアクセサリー、趣味は出禁になり使ったお金は2日で6万のクレーンゲームと小さい頃から祖父の影響で始めたゲーム、キスはバチバチに上手い(本人談)のに女性の免疫がなく目を合わせることも苦手、ラーメンが好きで自他ともに認める偏食。そんな2人はシンメとして常に隣に立つことになる、ダンスが好きで将来の夢はマイケル・ジャクソンだった岩本照と必死に踊っても手を抜いているように見られてしまう深澤辰哉、そのため最初はお互いに嫌悪していた。でもシンメになって今まで喧嘩は高校のときに文化祭後の打ち上げに参加するかしないかで揉めた1回だけ、今ではSnow Manという大家族を纏める夫婦。いわふかの何がエモいのか、それはもう全てだ。勿論あべさく、ゆり組、めめこじetc.他のコンビもエモいし尊いけれど私の地球ではいわふかが1番エモくて尊い、彼ら以上にエモいのはやぶひかしかおらんレベル。